<証券優遇税制>廃止でGDP25兆円減少と試算

  • 2007/11/21(水) 07:55:38

 大和総研は20日、08年度中に期限が切れる証券優遇税制が廃止された場合、優遇が継続された場合に比べて、今後5年間で実質GDP(国内総生産)が累計25兆円も減少するとの試算を公表した。増税効果や取引減による株価下落などで、民間消費のほか設備投資などの企業活動も低下するという。今後5年間で、延べ34万5000人が雇用を失い、平均賃金も0.8%下がると試算している。

 試算では、優遇税制廃止の増税効果を年7000億円と想定した。優遇税制が維持された標準ケースと比べた場合、実質GDPの減少幅は年を経るごとに拡大し、12年度にはGDPは約7兆8000億円(1.3%)も減少するという。同様に、12年度の実質民間最終消費は約4兆円(1.2%)、実質民間設備投資も約4兆7000億円(4.4%)押し下げられると見込んでいる。大和総研は「日本経済への影響は、日銀による3回の利上げ(0.75%)に匹敵する」と分析した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000124-mai-bus_all

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